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「三方よし」。これは、近江商人の経営理念に由来します。商取引においては、当事者の売り手と買い手だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないという理念です。
近江、現在の滋賀県から江戸時代から明治時代にかけて近江商人と呼ばれる多くの大商人が出現しました。
商人というと、自己の利益のみを求めているようなイメージを持たれるかもしれません。
しかし、自己の利益のみを追求するだけでは、人の信用は築けません。
近江商人は、行商先において、人々から信用という目に見えない財産を築きながら、大きく発展していったのです。
「三方よし」の原典となったのは、麻布商の中村治兵衛宗岸が養嗣子へ充てた書置の一節にあります。
原文は省略しますが、「他国に商いに出かけた場合は、持参した商品に自信をもって、その国のすべての人々に気持ちよく使って頂くこと、人々の役に立つことを心がけ、損得はその結果次第であると定め、自分の利益だけを考えて高利を望むようなことをせず、何よりも人々の立場を尊重することを第一に心がけるべきである」という内容です。
当事務所におきましても、三方よしの理念のもと、お客様に満足して頂けるサービスを心がけ、その結果、地域への貢献、地域に育てていただいた恩返しをしたいと思っております。
事務所名 | 平野旅人総合事務所 |
代表者 | 司法書士 平野 旅人 |
所在地 |
〒856-0828 |
所属 |
長崎県司法書士会所属 登録番号 長崎第395号 認定番号 529065号 |
その他 |
土地家屋調査士・行政書士 マンション管理士・海事代理士 |
スタッフ | 4名(内司法書士2名) |
営業時間 | 8:30-17:00 |
TEL | フリーダイヤル0120-786-712(0957-46-6133) |
FAX | 0957-46-6134 |
私は、大学卒業後、長崎県警察官を拝命し、約9年間、警察の仕事を行っておりました。
その中で、相談係という係を任されることになりました。相談係とは、埼玉の桶川ストーカー殺人事件を機に、警察が相談の段階できちんと対応し、事件を未然に防ぐことを目的に出来た部署です。
相談係が新設されたことで、私は、借金から離婚、境界のトラブル、慰謝料といった民事事件、家族問題についても相談を受け付けることとなりました。
しかし、相談係が新設されても、警察が出来ることは刑事事件であって、民事事件、家事事件は何ら解決することは出来ません。
相談者は、民事、刑事といった区別は分からず、ただ、目の前の困りごとを解決したいと思い、相談に来られるのです。
刑事事件に限らず、様々な困りごとを解決するお助けが出来ないか。そのような思いから、司法書士を目指したのがきっかけです。
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